森の貴婦人オオヤマレンゲ
霧島で一番艶やかなミヤマキリシマがシーズンを終えるころ、山陰にひっそりと咲くオオヤマレンゲが見頃を迎えます。
ノカイドウやミヤマキリシマほど艶やかではありませんが、『幻の花』『森の貴婦人』『山の女王』など、いろいろな最上級の言葉に形容されほど優雅な花で、ほのかに匂う香りがなんともいえません。
そして、自生するのはえびの高原が南限となっています。
2010年、硫黄山の北にある自生地はロープが張られ立ち入り禁止となりましたが、えびのエコミュージアムセンター横に植栽されましたので、こちらは気兼ねなく身近に楽しめます。
大浪池のオオヤマレンゲ
大浪池火口斜面にも自生しています。少々危険な場所ですし、オオヤマレンゲの根など痛めてはいけないので、あまり近づかないようにします。
オオヤマレンゲ開花log
例年の見頃 06月03日~06月15日(1週間程度)
えびのエコミュージアムセンター横
- 2017年
例年通り。6月5日大きめのつぼみを確認。