登山道具基本4点!
いろんな山に行ってみたいなら、まず『4種の神器』。
靴, ザック, ヘッドライト、この3点はスポーツ量販店で買わず、登山専門店で購入しましょう。
またこの3点は当サークル規定あり。規定に満たないと、せっかく揃えても制限がかかる山もあるので注意。
気になる金額は、レインウェアを除いた3点で3万5千~6万円くらい。
問題はレインウェアですが、スポーツ量販店で売っている5~6千円から、高性能レインウェア4~6万円。値段が良ければそれは最高に快適。いいのは欲しいが・・・って方、毎回使う靴とザックに資金を割き、出番の少ないレインウエアは量販店で済ませ、値段の違いを理解してからキチンと考えるというのも手です。
バックパック(ザック)について、『初めてのザックは中型35L以上』を参考にどうぞ。
ヘッドライトの防水と照度規定を満たす商品は、ブラックダイヤモンドのコズモやスポットなど。
登山お試し
ポンチョNG。
SILVA, SUUNTO が規定ブランド。
“山登り教室” は、『登山道具基本4点』でなくても参加可能。
しかし、いくら初心者おすすめと言っても山道です。大小の石がゴロゴロして足場が不安定など当たり前。またときには見上げるような崖があったり・・・この様な山道を4~6時間も歩きます。
もちろん、運動に縁がなかった方も続いていますが、中にはピクニックと勘違いしている方もいるので念押ししています。
あと、雨具は晴れ予報でも用意します。山の天気は変わりやすいのです。
登山用コンパスは、長辺が10cm以上のプレートコンパス。規定ブランドは SILVA, SUUNTO の2種。Amazonで販売してますが、ページ最後で紹介の登山専門店にもあると思います。電話してみてください。
筆記具もお忘れなく。
日帰り登山ザック中身 ( 一一)
ザックの中身は登山スタイルによって変わりますが、日帰り登山の基本的なものを記載しています。
雨具と登山用プレートコンパスは、食料などと同格の重要アイテム。
また、高隈や霧島など降灰の可能性が高いのでゴーグルも優先順位が高い。
マークは必須指定。
- 昼食, 行動食(昼食は炭水化物とタンパク質、行動食は飴やドライフルーツなど糖分)
- 非常食(カロリーメイトやウイダーインゼリーなど2~3食分)
- 水やスポーツ飲料1~3L(季節で変更、夏は塩タブレット、怪我に備え飲料用とは別に真水を500ml)
- 登山用プレートコンパス(規定ブランドは SILVA, SUUNTO の2種、GPSがあっても持参、簡易地図はサークルが用意)
- 筆記具(濡れに強い油性ボールペン、地図にルートを書き込んだりメモ書き)
- レインウェア(風でまくり上がらないもの、ポンチョはNG)
- サングラス, 帽子(山は陽射しを避けるところがほぼない)
- ゴーグル(砂塵や降灰時に目を保護、水泳用ゴーグルが携帯に良い)
- 手袋(背抜き手袋など、何よりも怪我防止、しかし岩場では外す)
- バンダナ(2枚程度、汗拭き、包帯替わりなど、濡らしてもすぐ乾くなどなにかと便利)
- ハンカチタオル(バンダナで間に合わないとき出番、降灰など口に当てバンダナで覆うと両手があく)
- レジャーシート(90cm×60cm程度、昼食時、地面がぬれていた時のザック起き場、汗や雨で服が濡れたとき車座席カバー)
- フリーザーバック(雨天時、電子機器など濡れて困るものを保護)
- ゴミ袋(ゴミが出ない工夫が一番)
- 水溶性ティッシュ(芯を抜いたトイレットペーパーなど)
- 登山GPS(スマホGPSは圏外だと地図がロードできないので注意)
- ホイッスル(緊急時に叫び続けるのは不可能)
- エマージェンシーキット(ナイフやファイヤースターターなど、何が必要か?書籍やネットで研究)
- 虫除けネット・スプレー, ファーストエイドキット(救急ハンドブックも目を通し併せ持つ)
鹿児島の登山専門店
鹿児島市内に登山専門店は、テンパーク近く東千石町モンベル、東開町イオン内のシェルパ、東開町好日山荘FCの A-RUKU、以上3店舗です。
鹿児島県外だと、石井スポーツやカモシカスポーツなど多彩な登山専門店があります。
昨今オンライン販売の方が価格も安く種類も膨大ですが、初めての登山道具購入は専門実店舗での購入を強くすすめます。
スポーツ量販店にも登山用品は売ってはいますが、登山専門店はスタッフ全員が登山をやっていますのでもらえるアドバイスが全然違います。
商品の品揃えも多く比較的安いモンベルで揃えがちですが、他を見ることもお勧めします。
山が楽しくなってくれば長く愛用することになる登山道具、いろんなスタッフの意見を聞いて損はありません。
そして、スタッフの経験レベルは同じでありません。よく見極めるように。トレッキングや登山道具の本などを読んで自分に大よその基準を作ったうえで、スタッフの話を聞けばスラスラ入ってくるし、話に矛盾が生じたポイントをさらに調べるなどすれば、最初買ったものが無駄になりにくい。
丸投げは予算を無駄にする確率を高めます。