Yama Go!Go!

Kagoshima Mountaineering Circle

ヤマボウシ 山法師

梅雨時期に咲く花ヤマボウシ

ヤマボウシは中国、朝鮮半島、日本の本州から琉球列島に分布します。江戸時代には欧米へ渡り観賞樹木として栽培されています。同じ属のハナミズキに比較すると開花時期が遅く、葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさは少ないのですが、梅雨どきの花木としては価値が高い存在です。

花のように見えるのは本来の花弁ではなく、ハナミズキと同様、総苞片(花のつけ根の葉)です。そのため比較的花の観賞期間も長いのが特長です。
果実は8月から9月に紅橙色に熟し、果肉は粘質で甘く生食できます。自然に樹形が整い、幹肌が鹿の子模様になることから、個人庭園のシンボルツリーや景観木、公園木のほか街路樹としても広く利用されています。
最近では、常緑のヤマボウシとしてガビサンヤマボウシ、ヒマラヤヤマボウシなども出回って人気を得ています。

霧島高千穂河原 神宮の森のヤマボウシ

霧島では高千穂河原の神宮の森に多く見られます。
総苞片が見られるのは5~7月頃で、先端の尖った花のような総苞片を4枚広げ、その中心に黄緑色の小さな花が球状に集合しています。9月頃には実が赤く熟し、その後11月上旬頃には紅葉を楽しむことができるので、季節ごとに姿の変化を私たちに楽しませてくれます。

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