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Kagoshima Mountaineering Circle

野間岳 のまだけ – 鹿児島南さつま

野間岳は、鹿児島薩摩半島の西南端に位置する。
するどく尖がった尖峰が目立ち、古くは貿易航路の目印にされていた。
登山コースは幾通りかあるが、今回は宮ノ山登山口から登り野間神社で参拝、片浦コースを下り再び野間神社経由で太郎木場登山口へ抜ける欲張りコースをとることとする。
野間神社駐車場から石段を登ると本殿へ出る。
赤く立派な本殿でお参りし、案内標に沿って自然林へ入る。
登山道はコンクリートで整備された緩やかな勾配から始まる。
しばらくすると第一展望所へ到着。西側の大海が一望できる。
第一展望所をすぎ、擬木の階段を登ると鹿児島県の各市町村の樹木を植えた植樹園に出る。

植樹園を過ぎると勾配がきつくなり、岩場も現れ、鎖のついた急坂を登ることとなる。
やがて露岩が現れ、岩間を抜けると第二展望所に着く。
第二展望所からは遠くに開聞岳を望むことができる。
そこからさらに尾根道の急坂を登りきると一等三角点の野間岳山頂にたどり着く。
頂上は祠のあるぽっかりとした草地になっているが展望は得られない。
祠と岩の間を抜けると眼下に東シナ海が広がる。野
間半島から坊津にかけての美しいリアス式海岸は絶景である。

下山は三角点から車道まで戻り、片浦コースを下る。
しばらくなだらかに下った後、擬木階段の急坂を下っていくと、大きな岩が現れる。
これが「笠沙石門」である。
自然石でできた笠沙石門をくぐり抜け、樹林帯を下ると背後に野間岳を望む草原の展望所に出る。
ここからは、前方に吹上浜の海岸線や金峰山、磯間嶽を望む大パノラマが広がる。
草原の展望所を過ぎコンクリートの遊歩道を下っていくとやがて舗装された車道に出る。
ここからは車道を歩き再び野間神社。
そして太郎木場登山道へ。

野間岳の情報

名山タイトルと標高 九州百名山
野間岳 のまだけ – 591.1m
三角点 一等三角点
展望
ルート&トラック
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駐車場 舟が崎自然公園駐車場10台程度 [無料] / 宮ノ山登山口まで東20m
トイレ 舟が崎自然公園駐車場付近には無し
1/25000 野間岳
問い合わせ先 南さつま市役所笠沙支所 0993-63-1111
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